【Web転職】広告代理店→事業会社の転職はどうなの?

  • 2021年8月15日

事業会社への転職ってどうなのかな?

事業会社ってどんな仕事をするのか良くわからないので知りたいな。

こんな悩みにこたえます。

●本記事の内容
・広告代理店から事業会社へ転職するメリットを解説
・事業会社の仕事がわかる
・おすすめの転職方法が分かる

この記事を書いているぼくは、Web業界に10年以上います。

事業会社や代理店、コンサル業界など4回ほど転職をして、Webに関わる仕事をしてきました。

この記事では、「ぶっちゃけ、広告代理店から事業会社に転職ってどうなの?」を解説します。

広告代理店から事業会社への転職はアリです

結論からいうと、広告代理店から事業会社への転職はアリです。

なぜなら、転職によって代理店と事業会社の両方の視点を得ることができるから。

両方の視点を得ることによるメリットは後ほど解説します。

ハードワークとプレッシャーからの解放

視点が得られる以外に、ハードワークとプレッシャーから解放されるという点もあります。

広告代理店は、業界的にハードワークになりがちです。

しかも成果はシビアにみられますし、お金を預かる以上はミスできないプレッシャーがつきまといます。

ぼくはそういった仕事を、一生やり続けたいと思いませんでした。

そのため事業会社への転職を決断しています。

事業会社ってどうなのよ?

じゃあ事業会社はキツくないの?と思うかもしれませんが、やさしいとは言いません。

プレッシャーもありますが広告代理店と比べればマシです。

広告代理店は成果で評価されるので非常にシビアな世界。

一方の事業会社は、上司がプロセスと成果どちらも見ているので、ある程度の失敗も許容してくれる

また上司も周りからの目があるのでハードワークを強要しにくいのです。

仕事そのものに違いはない

仕事内容でいうと広告代理店も事業会社も、Web施策を実行して検証してPDCAまわしていくことになるので「Web施策を実行する」という点では仕事に大差はないです。

なので、広告代理店で得たWebの知識や経験というものは事業会社で十分活かせます。

たとえば「Web業界での成功事例を知っている」というのは強い武器となります。

とくにWebマーケティングが出来ていない企業は無数にあるので、知識をもった人は歓迎されます。

広告代理店出身者の武器はある

広告代理店で働いていると、多様な業界や業種の人と関わる機会が多いでしょう。

そうなると自然と成功事例や実績が頭に入ってきます。そういった事例や実績をベースに、転職先でも改善策を打っていけば成果をだすことが可能になります。

自分のスキルが低いから転職は難しいかも、と思っている人がいるかもですが、そんなことはないです。

広告代理店の中ではスキルが低いかもしれませんが、世の中を見れば、Web担当者がいない企業は無数にあるので、その武器は必ず使えます。

広告代理店から事業会社に転職するメリット

広告代理店から事業会社に転職するメリットは3つです。

①Web集客から売上までの事業全体が見れる
②代理店側では見えなかった企業側の課題が見える
③買ってくれるお客様が見える

詳しく解説します。

①Web集客から売上までの事業全体が見れる

メリット1つ目は、Web集客から売上まで事業全体が見れること。

広告代理店側にいると、「ひとりあたりの集客コスト」は見れるものの、ひとりあたりの売上までは見ることができません。

しかし事業会社は全体像が見えるので、うまく行っている要因やボトルネックを発見することができます。

②代理店側では見えなかった企業側の課題が見える

メリット2つ目は、広告代理店側では見えなかった企業側の課題が見えること。

広告代理店側にいると、クライアントから断片的な情報しか受けとれず、企業の本当の課題を見極めることが難しくなります。

事業会社では、そういった情報は経営者や役員、上司から受けとることができるため課題を発見することができます。

③買ってくれるお客様が見える

メリット3つ目は、買ってくれるお客様が見えること。

広告代理店側にいると、クライアントの向こう側にいるお客様の顔が見えず、データ上の数字と向きあうことになります。

そのため「ペルソナ」という仮想客をつくる必要があるのです。

しかし事業会社では、顧客理解のためにお客様と直接会う機会があったり、お客様の写真や満足の声をもらうことができます。

事業全体が見えるとキャリアの幅が広がる

事業全体が見えるようになると、ビジネス全体も見えるようになっていくため、起業や副業に応用がききます。

また企業側の課題が見えるようになると、広告代理店のときとは違った切り口で提案ができるようになります。

提案力がつけば、フリーランスとしてやっていくこともできるので、キャリアの幅が広がっていくことでしょう。

転職するならエージェント活用がおすすめ

事業会社への転職活動を考え始めたら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

広告代理店出身者は会社の規模や年齢、役職によって能力やスキルが異なるため、転職サイトで自分にあった企業を探すのは大変です。

たとえば広告代理店の仕事として、提案営業、広告運用担当、アナリスト、SEOコンサルタントなどがあるので、それぞれ転職先やキャリアが異なるというわけです。

ぼくのおすすめは、まずは転職エージェントに相談して業界やキャリアの方向性をつかみ、その後に転職サイトやスカウト型のサイトに登録していくという流れです。

転職エージェントってどうなの?

ホンネをいうと転職エージェントはピンキリです。

転職エージェントは万能ではないので2~3社登録しておくのがおすすめです。

ぼくがWeb業界で転職したときも2~3社登録しました。

転職サイトに掲載されてない非公開求人を持っているエージェントもいるのでうまく活用すると良いでしょう。

Web業界でおすすめの転職エージェント

さいごに、Web業界でおすすめの転職エージェントを紹介します。

●Web業界に強い転職サイト・転職エージェント

・マイナビエージェント|転職サイト・転職エージェント:マイナビは大手なので案件も多く、登録して損しないです。

・転職のリクルートエージェント※転職成功実績NO.1:転職サイト最大級なので案件も豊富。登録おすすめです。

・転職ならdodaエージェントサービス※転職者満足度NO.1:検索に出てこない非公開求人があるので登録しておくと良いです。

・年収1000万円以上の会員制転職・求人情報サイト ビズリーチ:ハイクラス専用ですがWeb業界に強いエージェントが多いです。

どれも登録には5分程度ですし、登録したら案件がメールで届くので良い求人があれば応募するだけです。

転職活動はいつしたらいいの?と聞かれることがありますが、悩んだらまずは行動してみましょう。

合わせて読みたい:転職面接で失敗しない!絶対質問されるポイント

記事一覧に戻る