【キャリアアップ】Webマーケターが年収アップに必要なキャリアとは

  • 2021年7月2日

Webマーケターとしてもっと年収を上げたい

Webマーケターのキャリアアップってどうやるの?

こんな疑問にこたえます。

●本記事の内容
・Webマーケターの年収相場が分かる
・Webマーケターとして年収アップさせる方法を解説
・Webマーケターのキャリアアップに必要なことが分かる

この記事を書いているぼくは、Webマーケティング歴10年の経験者です。

Webマーケティングを経験している人にとって、これからの自分のキャリアや年収は気になるところではないでしょうか。

どんなスキルや経験が今後のキャリアに有利なのか、今のチカラで年収がアップするだろうかと考える人は多いと思います。

というわけでこの記事では、「Webマーケターの年収アップや必要なキャリア」について解説していきます。

経験がそのまま年収に直結する

Webマーケターが年収アップやキャリアアップを考えるうえでは、Webマーケティングの経験(キャリア)がとても重要になります。

経験(キャリア)とは、あなたがこれまで仕事であげた成果身につけたスキルや能力です。

その経験の価値が高ければ高いほど、年収が上がりやすくなります。

これらは「市場価値」や「希少価値」とも呼ばれます。

市場価値の高い人材は、どこの企業でも必要とされるため年収が高くなりますし、市場価値の低い人材は代替可能なので年収が低くなります。


企業の採用担当者というのは、あなたのこれまでの経験が自社に活かせるか、活躍できるか、成果を出せる人材か、といったあなたの市場価値を見極めて年収を提示します。

そのため、キャリアアップして高年収を狙うならば、Webマーケターとしての経験を積んで市場価値を上げるしかありません。

ではどんなキャリアを積めば市場価値が高くなるのでしょうか。

これについて解説していきましょう。

Webマーケターが年収アップに必要なキャリア

Webマーケターが年収アップするために必要なキャリアについて解説していきます。

大手の求人サイトを見ると、Webマーケターの年収は300万~800万円くらいです。

転職してキャリアアップを狙うなら、できれば最大の800万を目指したいですね。

でもなんでマーケターなのに500万も幅があるのって思いません?

その理由を解説しますね。

300~450万円はプレイヤー

400万以下のWebマーケターはいわゆる「プレイヤー」です。

マーケティング企画や代理店のディレクション、広告運用など手を動かしている人がメインです。

ここから年収アップ、キャリアアップを狙いたいならやることは3つです。

①プレイヤーとして与えられたミッションの成果を出すこと
②メンバーにやり方を教えて同じような成果を出させること
③それを少数チームとして束ねて組織として成果を出すこと

これができないと転職での年収アップは難しいです。

450~600万円はリーダーかマネジャー

600万円以下のWebマーケターはいわゆる「リーダー」か「プレイングマネジャー」です。

マーケティング施策の全体推進、社内の調整、人の工数管理などでメンバーを動かして成果を生み出している人です。

ここから年収アップ、キャリアアップを狙いたいならやることは3つです。

①事業戦略、計画立案
②予算策定、予算管理
③メンバーの評価、育成計画、採用

これができないと転職では年収アップは難しいです。

600万円以上は事業責任者

600万円以上の価値があるWebマーケターは、いわゆる「事業責任者」に近い存在です。

社内のメンバー以外にも外部のパートナーを動かして会社全体の成果を上げることがミッションになっていきます。

このクラスになってくるとWebマーケターというよりデジタルマーケターやCMO(Chief Marketing Officer)という職種の求人になることが多いです。

年収相場や必要なスキルについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

参考:【保存版】Webマーケターとは?仕事内容や必要なスキル、年収、転職方法を徹底解説

Webマーケティングとデジタルマーケティングと違いとは?

Webマーケティングの経験を積んだ人のキャリアアップとして、デジタルマーケティングがあります。

Webマーケティングはあくまで「Web上のマーケティング」ですが、デジタルマーケティングはWebサイトを含め様々なチャネルを使ったマーケティング手法なので、より高い能力が必要になります。

ではデジタルマーケターとはどんな職種でしょうか。

まずデジタルマーケティングとWebマーケティングの違いについて解説します。

Webマーケティングとは、「Webサイトに限定したマーケティング」の手法です。

例えば、Webサイトに訪れたユーザーの行動を分析し、ユーザーが求めている情報を探り、改善して満足度を高めたり、広告運用の最適化を行います。

一方、デジタルマーケティングは「Webサイトに限定せずデジタル全体のマーケティング」の手法を指します。

例えば、Webサイト以外にスマートフォンのブラウザやアプリの行動履歴、店頭への来店や購買履歴、SNSの反響など包括的にデータを統合し、マーケティングを行います。

デジタルマーケティングの中にWebマーケティングの仕事が含まれていると考えていただくと分かりやすいかもしれません。

さらに詳細を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

参考:デジタルマーケティングとWebマ―ケティングの違いとは

デジタルマーケターが年収アップに必要なキャリア

それでは次に、デジタルマーケターが年収アップするために必要な経験(キャリア)について解説していきます。

デジタルマーケターの年収は最大1000万円くらいです。転職するなら、できればこの大台を目指したいですね。

高年収のポジションで求められる役割は、デジタル化が進む中で組織全体の戦略策定やKPI設計などを行い、マネジャーや責任者としてメンバーやパートナーを動かし成果を上げることです。

そのため年収アップ、キャリアアップのためには、プレイヤー経験と組織マネジメント経験、戦略策定や事業計画作成などのキャリアが必要となります。

年収相場や必要なスキルについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

参考:デジタルマーケターとは?仕事内容や必要なスキル、年収、転職方法を解説

市場価値が高くなるのは、デジタルの課題解決が出来る人

今後ますますデジタル化が進むことで、市場価値が上がることが期待される人材がいます。

それはデジタル上の課題を解決できる人です。

デジタルマーケターはその解決を担うことができるので、市場価値がどんどん上がっていくことでしょう。

そのためデジタルマーケターには、消費者の購買行動が多様化する中で、オフラインやオンライン上でどんな顧客体験をさせることができるかといった立体的な課題解決能力が求められます。

複雑に絡む課題を解決できる人材だからこそ市場価値が高く、デジタル化が遅れている現代の日本に必要とされるのです。

キャリアアップをするなら転職エージェントに相談すべし

この記事を見ている人は、いま自分が持っているスキルや経験は転職に有利なのか、転職したら年収が上がるのか、市場価値はどのくらいなのか知りたいと考えているのではないでしょうか。

これらは転職エージェントに相談することで知ることができます。

転職エージェントの仕事は、転職先を紹介することだけではありません。

転職エージェントは、自分の能力や条件にあった求人を紹介する以外にも、面談の日程調整や面談後のフィードバック、履歴書の添削や面接のアドバイスが無料でしてくれる、強い味方です。

わたしがWebマーケターとして転職した際も、転職エージェントを2回利用してキャリアアップに成功しているのでオススメです。

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